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読まれるB to Bメルマガの書き方や構成のポイントを解説|メルマガとは何か

更新日:2022年9月19日

取引先や見込み顧客へのメルマガ配信は、今もマーケティングとして有効とされています。


部材の商社にいたときに私はメルマガ担当も引き受けることになりまして、その時に学んだことをここで共有できればと思います。

前提として、私が行っていたメール配信の対象は企業(主に製造業)の担当者宛てですので、B to B のくくりになります。

小売り事業者など B to C のメルマガに関しては事情が異なりますのでお役に立てるかわかりませんで、この点をあらかじめご承知いただければと思います。


目次



メルマガとは


実際にメルマガを書き始める前に、メルマガとは何かをイメージできる必要があるかなと思います。

まずはメルマガについて、今一度立ち止まって考えてみましょう。


早速になりますが、メルマガとはいったい何であると思われますか?


私なりの答えとしては、「突き詰めるとメルマガはお手紙」です。

一方的にサービスを売り込んだり、情報をドサッと送り込むものではないと私は考えています。


とてもふわっとした表現になるのですが、お手紙を書くつもりで優しさを盛り込んで書くと良いと思うのです。

ではいったいどのように優しさを盛り込むのか。それはメルマガの構成を考えるところから始まっています。

 

メルマガの構成


以前私が担当したメルマガの構成とおおまかな配分は下記のとおりです。


1)冒頭のご挨拶:1割

2)商品・サービスに関する情報:5割

3)お知らせ(キャンペーンや休業案内等):1割

4)担当者による編集後記:3割


それでは1つずつ見ていきましょう。


1)冒頭のご挨拶

挨拶には気遣いや雑談を少し織り交ぜると良いです。

一般的な打ち合わせや会話の流れ思い出していただきたいのですが、いきなり本題に入って商品を売り込むことはないですよね。

メルマガにおいてもその流れを取り入れてみましょう。


例えば気遣いの言葉として「近頃は○○ですので、どうぞご自愛くださいませ」と入れてみるのはいかがでしょうか。


もちろん業種によって、どのような雰囲気が合うのかは異なりますので、必ずしも雑談要素が適切でない場合もあるかとは思います。この点はご留意をお願いします。


2)商品・サービスに関する情報

商品・サービスを紹介するのは当然のことなのですが、自社の信頼性が上がるような書き方や、具体的には配信先の方にとって役に立てるような書き方を考えましょう。

技術の紹介や、既存商品であっても改めて詳しい解説をすることは、会社への信頼性アップに繋がります。

また、事例紹介のようなものは配信先の方にとって役に立つことがあるので、定期的に取り入れると良いと思います。


3)お知らせ

長期休業の前にはお知らせコーナーで休みの案内を書きましょう。

例えばですが、休業前後は納品に時間を要する場合等、留意事項があるようなら併せて書いておくと親切ですね。


4)担当者の編集後記

商品・サービスに絡めた自身の体験談があれば良いですが、なければこじつけでも大丈夫です。あるいは全く関係ないことでも良いです。


大事なポイントは少しだけ「自己開示」をすることです。


話題になったニュース(政治・野球はNGです)や映画を観た話でもOKです。

一般的な話題の中に少しの自己開示をするのが良いのですが、その塩梅は会社の雰囲気や業種によってくると思いますので、さじ加減については様子を見ながら探ってみましょう。

当然ですが自分の話ばかりしてはいけませんし、さらけ出せば良いというものではありませんので、この点は十分にご注意ください。

 

タイトルの決め方


内容に興味を持っていただきメールを開いてもらえるかどうかはタイトル次第ですよね。

良いタイトルでひきつけてメールを開いてもらったら、冒頭で少しご挨拶をして本題に入る、というのが理想的な流れかなと思います。


あまり奇をてらったり、刺激的である必要はなくて、それよりは独自性だったり有用性が伝わることを意識するようなタイトルが良いです。


サンプルはこのような感じです。

【最適な○○とは?!選定のコツをイラスト付きで解説|○○○の株式会社ABC】


ポイント1

「何が最適か?」は仕事において、誰もが、どんなときも、考えることかなと思います。

知りたいことが書いてあるかもしれない、と興味を持ってもらえるのではないでしょうか。


ポイント2

せっかく頑張ってわかりやすい解説をしたとしても、メールを開いてもらえなければ報われないと言いますか…もったいないですよね。

わかりやすく解説していることをタイトルで伝えると、興味を持ってもらえるのではないでしょうか。

「イラスト付き」や「画像付き」という言葉は特に興味を引くようです。


ポイント3

「○○○の株式会社ABC」の○○○には、専門性や独自性をアピールできるようなキャッチフレーズのようなものを入れると良いかなと思います。

定期的に配信することで「○○○といえば(株)ABC」という印象付けにつながります。


最近のネット記事のようなタイトルの付け方はあまり参考にならないかなと思います。

とても派手で刺激の強いものが多いのですが、B to B のメルマガにおいてはあまり適切とは言えないと個人的には考えています。

ただし、会社や業種によるところもありますので、この辺りのさじ加減はそれぞれ変わってくると思います。

 

やわらかい文章


メルマガはお手紙と言いました。やはり、やわらかい文章が良いと思います。


ポイントは「文字をひらく」こと、「強い言葉を使わない」ことです。


漢字ではなく、あえてひらがなを用いることを文字を開くと言うそうですが、文章をやわらかくするポイントになります。

最近は文字をひらいた文章が多くなってきています。

例えば、「致します」を「いたします」と表記されることが多くなりましたよね。


強い言葉を使わないというのは、例えば「熱湯」を「熱いお湯」と言い換えたりすることです。

雰囲気の話になりますが「熱湯」というのはやや強い言葉のように感じませんか?

「熱いお湯」と表現すると角が取れてやわらかい印象に近づきます。

また、「絶対に」という強い断定的な物言いもあまり好ましくないでしょう。

特に文章にしてしまうとキツいように感じます。


 

最後に


書くことについては、やわらかいとか強いとか、どうしても感覚的な要素が多くなってしまいます。

慣れるまではいろいろな文章に触れて、感覚を身に付けられると良いのではないかなと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。


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